かもしてるっ!!ブログ

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【東京タラレバ娘】に学ぶビジネスで大切なこと3つ

こんにちは。
 
今日は今話題のテレビドラマ「東京タラレバ娘」に学ぶビジネスで大事なことについて語ります。
 
このドラマは漫画家・東村アキコさんの同名の作品が原作になっています。アラサーの仲良し3人組の女性達の結婚したいけど上手くいかないという現実をリアルに描いた作品で、最初に漫画が出た当時からちょっとした話題になっていました。ドラマでは主演の3人が吉高由里子榮倉奈々大島優子となかなか豪華なうえ3人のバランスがいいのか、掛け合いがとても面白いです。東村さんの作品では「海月姫」というのも有名なようですね。こちらは読んだことが無いので、なんとも言えませんが。
 
この「東京タラレバ娘」を見ていると、結婚もそうなのですが、仕事にもかなりリンクするなぁと別の角度からも楽しんでしまっています。どうしても、理想と現実に苦しむビジネスマンと3人のタラレバ娘がかぶってしまいます。3人で飲んでいる姿なんて話題が少し違うだけで、居酒屋やスナックで横から聞こえてくる話にそっくり。そういう意味でアラサーの女子であろうが、ビジネスマンであろうが悩んでいることの根本は似通っているのかもしれません。
 
結果は出ていない、身に付いたスキルもあるのかないのか良くわからない。転職するのかしないのか。何かしていたようでしていなかった20代の自分に後悔し、焦り嘆く姿は現実世界で働くビジネスマンのようです。まさにアラサータラレバ娘の30歳になってからの焦りと同年代のビジネスマンの悩みがリンクしてしまいます。
 
 

1、同じ状況の女友達とばかりつるんでいる。

東京タラレバ娘の3人の女性達はお互いに同じような状況に身が置かれています。同じような状況だからこそ、お互いに愚痴をこぼしあい、慰め合い、気楽に過ごすことが出来てしまっています。そういう友人も大切ですが、そこばかりになってしまって、お互いに依存してしまったり、外の世界に目が向かなくなるのは危険です。
 
これはビジネスマンにも言えるでしょう。一緒に行動するのはだいたいいつも同じ人。飲みにいくのも同じ人。これは危険な兆候です。お互いに愚痴をこぼし合い、なんとなくスッキリした気になって、現状維持を続けてしまう。気付けば同期が先に出世していた。友人が独立していた。なれ合いに依存し過ぎることは、そんな時に自分は何かしていたかなと不安になる原因のひとつかもしれません。
 
日頃から何かにつけて焦ってしまって空回りするのも良くありませんが。極端に自分の劣等感をいやしてくれる環境に依存し過ぎることも危険です。たまには上手くいっている人、成功している人と行動したり話を聞いてみることも重要でしょう。もちろん、人の成功に嫉妬することもあるかと思いますが、自分のモチベーションを高めてくれると思えば一時の嫉妬など安いものではないでしょうか。
 
同じ目線で語ることの出来る人間関係から一歩踏み出して、前進すること。その気持ちを持つことが重要なのではないかと、タラレバ娘達を見ていると感じずにはいられません。最初の一歩は難しいかもしれませんが、いわゆる出来る人を身近で探してみてランチで軽く話を聞いてみるという所から始めてみるのはいかがでしょうか。
 
依存という名の足の引っ張り会いから一歩抜け出してみませんか。
 

2、世界が狭い(行動範囲が狭い)

単純になんでもかんでも行動範囲を広げる必要もないかもしれません。しかし、タラレバ娘達にいい男性がなかなか現れないのは、世界が狭いことも原因のひとつではないでしょうか。それぞれの生活圏を抜け出せず、何かあれば3人でつるんで酒を飲む。単純に男性と接触するチャンスが少ないとも見れます。
 
ビジネスでも成果が出ていない人は、行動範囲が極端に狭い傾向にあります。商談する際もどうしても自分を否定しない自分にとって話しやすい相手を選びがちです。しかし、話しやすいことと成果につながることは別の問題です。もし自分に心当たりがあれば自分が誰とあって何を話しているのか。新しい出会い(新規の開拓)にも積極的になっているかどうかチェックしてみることをオススメします。
 
自分にとって会いやすい話やすいという基準ではなく、成約しそうな人、これから商談に入れそうな人はどれぐらいいますか。全ての人と成約に至る訳ではありません、自分が焦らない為にも普段から自分のポケットにはどれぐらいのストックがあるのかを確認しておきましょう。ストックがあることは余裕につながります。うまくいかないことがあってもすぐに気持ちを切り替えて、次に進んでいく原動力になってくれます。
 
世界を広げてストックをつくろう。
 

3、理想が高い割に自虐的

東京タラレバ娘の3人は理想が高いように見えます。もちろん3人の見た目から考えると理想が高いのには理由があるのだとは思いますが。その割にどうせ自分にはいい人が現れないといって不倫に走ってみたりとかなり自虐的です。見た目など一部のスペックにばかり気を取られて、最初から相手を振るいに掛けているのでしょうか。
 
ビジネスマンの中にも理想が高くて大きな案件ばかり最初から狙う人がいます。結果として大きい案件も取れてしまったというのであれば頑張ればいいと思うのですが、高い理想に近い案件はその分苦労も多いものです。もちろんその苦労から色々なことを勉強出来て成長することが出来るでしょう。ただし、理想の案件が取れなくなった時に自虐的になるとどんどん負のスパラルにハマっていく可能性があります。理想の自分と現実のギャップに圧し潰されないように気をつけないと、タラレバ娘状態になるかもしれません。
 
ではどうすればよいのかという問題ですが。理想のような案件がいつもいつも取れるわけではありません。極端に小さすぎる仕事ばかりしているのも問題だとは思いますが、自分の実力より少し大きな仕事の数をこなすことも大切だと思います。継続して仕事を受けていくことで仕事の勘を落とさないこと、それを通じて信用を積み上げることも大切でしょう。
 
高すぎる理想に圧し潰されて自虐的にならないようにしよう。
 
 

まとめ(完璧な成果を常に出さなくてもいい)

極端な話ですが、私はビジネスマンとして完璧な成果を常に出さなくても良いと思います。それがプレッシャーになって辛くなる、人生がつまらなくなるくらいであれば、程々であったとしても生活はしていけます。大きく望まないのであれば、無理をする必要も無いということです。
 
けれど、少しでも今より良い暮らしをしたいとか、認められたいとかいう気持ちがあるのであればやはり足元を見て行動を起こすしかないと思います。行動を起こせば多少は状況が変わるはずです。このままでいいと思えばそれなりの将来が待っているでしょうし、思い描く未来があるのであればそこに向かって歩いていく。必ずしも思い描いた将来が実現するわけでは無いかもしれませんが、少なくとも今とは状況が変わっていくはずです。
 
私も頑張ります。(適度に)
 
 
ありがとうございました。