暇だったので超能力喫茶あんでるせんに行ってみた。そしたら意外にすごかった。
こんにちは。
まだまだ寒いですね。春二番まで吹いたらしいですが・・・
そんな春が待ち遠しい先日、長崎県に行ってきました。
長崎と言えば超能力喫茶あんでるせんですね!
え、知らない?
長崎が誇る珍スポット「あんでるせん」
地元でも有名なこのお店は超能力が使えるマスターがいることで有名です。
アクセスは正直良いとは言えません。可能であれば車で行くことをオススメ致します・・・
川棚駅前
何もありません・・・
そんな川棚の駅前に「あんでるせん」はあります。
もしこれから行くという人は予約必須です。
予約しないと入れないみたいなので。
随分ファンシーな店構えです。
自分たち以外にもおそらくアンデルセンに来たであろう人たちがちらほら・・・
みんな店の様子を恐る恐る伺っています。
ネットで検索すると店の前に人が並んでいる写真が出てくるのですが、
この日はみなさん並ばずに遠目から店の様子を観察しておりました。
お店は二階にあるのですが、一階がこじんまりしたゲームセンター風でした・・・
おそらく「あんでるせん」が経営してるんじゃないかと思うんですが・・・
古いプリクラの機械が置いてあったりと、恐ろしく殺風景なゲームセンターでした。
店内は古めかしい喫茶店という印象。
壁には有名人のポラロイド写真とサインが一面に貼られていました。
着席すると早速メニューが配られました。
先に食事を済ませんしゃいということのようです。
僕はカレーを注文。
先にスプーンが出てきました。
お約束通り柄の部分がねじれてる・・・
30分ほど待ってカレーが運ばれてきました。
見た目は普通のカレー。
ネットではマスターの念力が込められているのでマイルドな味になっていると書かれていましたが。
普通のレトルトカレーなのでは???と感じたのは僕だけでしょうか・・・
食事を済ませてから更に30分以上待ちぼうけ・・・
待っているのも辛くなったので写真を撮って待つことに。
これから行く人は暇つぶしの道具は絶対持参です。
入り口の双子の写真がなんだか異様な雰囲気を創り出していました。
ようやくマスターの奥さんと思われる人に誘導されてカウンターの前に全員で並びます。
どうやらカウンターで超能力を披露してもらえるようです。
出て来たマスターは想像と違って、どこにでもいそうな優しい雰囲気のおじさん。
昔は結構イケメンだったんじゃないかなという感じの人でした。
小手始めに瓶をねじってみたり。
トランプの数字を当ててみたり。
お札を空中に浮かしてみたり。
途中でちらりと糸が見えてる・・・こともありましたがあれは見間違いだろう・・・
そしてお客さん参加型のショーが始まります。
カウンターの前に並ぶ時にマスターの奥さんに割り振られた数字があったのですが、どうやらクジを引いてあたった数字の人が参加できるらしい。
これが凄かった。
お客さんが書いた絵を事前に完全に模写していたり・・・
お客さんの名前から生年月日まで当ててみせたり。
個人的に吹き出しそうだったのはカウンターに座っている男女が当たった時。
旦那さんもしくは彼氏の名前を当てるという超能力だんったんですが・・・
マスター「もうご結婚されてますね」
女性「はい」
男性「・・・」
マスター「旦那さんの名前は●●ですね。読み方は■■。」
女性「えっ当たってます・・・」
客「おぉ!(ざわざわ)」
マスター「うーんでもおかしいですね。隣の方多分名前が違う。名前が見えるんですけど、旦那さんの名前じゃないようです。まぁやめておきましょう。」
女性「えっ(赤面)」
男性「・・・(そわそわ)」
客「・・・(ざわっ)」
後ろで笑いそうになってしまいました。
その後、僕もクジに当たりまして・・・
僕と合わせて三人が手の中で転がしたサイコロの目を当てようじゃないかと。
なるほど。
僕は用心深く周りにカメラがないかキョロキョロと確認。
う〜んカメラはなさそうです。多分。
マスターがカウンターの中でこちらに背を向けて立ちます。
三人とも両手で包んでサイコロを振りました。
僕のサイコロの目は6。
1人目・・・当たり!
2人目・・・当たり!
ワタシ・・・
2人連続で当たったのでこそっとサイコロを振り直しました。(卑怯)
新しい目は3。
マスター「・・・んっ?」
こっそり僕が目を変えた瞬間にマスターが首を傾げました。
マスター「え〜6に見えてたんですが、3に変えましたね。」
僕「おっ!」
サイコロは手の中でホールドしてましたし、目を変えるときも周りにも分からないようにこそっサイコロを動かしたのに・・・
これは驚きました・・・
そんなこんなで2〜3時間は立ちっぱなしでショーを堪能。
ただ、途中倒れるんじゃないかと何回か思いましたが・・・
最後にはマスターの気が込められているというねじ曲がったフォークとスプーンを購入。
楽しいひとときを過ごせました。
でも、一番驚いたのは何もない川棚で「あんでるせん」にこれだけの人数が平日でも集まっていること。
一回転で30人収容で一日に2回転。(三回転の日もあるようです。)
食事が1000円位
お土産のスプーンとフォークはひとつ300円でした。
お土産はほとんどの人が購入。(僕も買ってしまいました・・・)
一人2〜3個は購入してましたね。
少なく見積もって客単価は1600円、それが一回転辺り30人で二部制。
一ヶ月で多分300万円程の売上です。
あの片田舎でなかなかすごいかも。
夫婦で切り盛りしていると考えるとかなりの利益率だと思われます。
原価はおそらく1600円うち300円ほど。
粗利は月に200万超えているのでは・・・・
あの立地でこれだけの利益は普通の喫茶店ではおそらく無理・・・
喫茶店と言えども切り口の違いでこれだけ儲るんですね。
あんでるせんのアイディア恐るべし!
そんなゲスな事を帰りの電車を川棚駅で待ちながら考えてしまいました。
それにしても遠い・・・
超能力喫茶「あんでるせん」
かもしてるポイント ★★★★★ 星5つです!!
明日もよろしゅう。